人生の第4コーナーをまわったところ。 「楽しみ」ながら 「前向き」に そして ちょっぴり反省するブログです!

伊藤登代子の「本当の起業物語」No.6

期待されない女の子

私の家は、男尊女卑の家庭でした。

父は、気象庁の国家公務員、母は専業主婦。兄と妹がいる3人兄妹の真ん中に生まれました。

真ん中の子どもは、自己主張しないと存在感がない立場。

言いたいことは、はっきり言う性格はここにあるかもしれません。

2歳上の兄は期待され、大学進学が当たり前のように育てられました。

父方のいとこたちが、東大など国公立の大学に進学していたので

勉強には、熱心な親でした。

けれども、私は期待されない女の子。

「私も大学に行きたい」と言うと、

「登代子は、そこらへんの短大にでも行ったらいいよ」との返事。

大学が何かも知らない子どもでしたが、

非常に小さなプライドが傷つきました。

公務員のお給料では、2人の大学生は無理だったのでしょう。

あこがれの大学受験だけは許されましたが、志望校は不合格になり、

結局、親の思い通りの「地元の公立短大」に落ち着きました。

正直、これが最初の「人生の挫折」だったように思います。

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